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楽しい分析!

12月から調査分析センターで働いています。
私の仕事は、様々な工場や施設から送られてくる水を分析し、計量証明書を通して分析結果をお客様に提供することです。
私は現在、蒸留室という部屋に所属しています。今担当している分析項目は「全窒素」「全りん」という、水の中に含まれているすべての窒素とりんを測定する項目です。
工程が多いので覚えるまでは大変でしたが、少しずつ慣れてきて最近は余裕ができてきました。自分で決めた希釈倍率で測定し、測定値が良い感じで出た時はとても達成感があります。

 

働く前は、一人で黙々と分析をするイメージを持っていましたが、働いてみると上司・先輩方とのコミュニケーションをとるのがとても大事な仕事だということに気が付きました。先輩方が皆優しく、親切丁寧に仕事を教えてくださるので、とても環境の整った職場で働かせていただいていると思います。私もいつかそういう先輩になれるように頑張っていきたいです。

 

働いていて印象的だったのは、「よう素消費量」という分析項目で、真っ黒な試料を測定しなければならなかった時です。
この項目は、試料に試薬を加えた時の色で測定値を出します。なので、試料が真っ黒だと色が見えなくて測定値が判断できませんでした。そこで、所属長に相談して別の方法で測定しました。
このことから、普段行っている方法で測定することが出来ないイレギュラーな試料も入ってくるんだということを知りました。そして、測定値を出すために1人で所属長に相談に行ったのが初めてだったので、とても良い経験になりました。

 

仕事にはだいぶ慣れてきましたが、まだ段取りが悪かったりミスをすることも多いので、正確で効率的に仕事が出来るように頑張っていきたいです。
また、現在行っている分析項目の原理原則を理解し、変わった試料が入ってきた時にも対応できるよう、日々の仕事の中で勉強していこうと思います。

 

 

 

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